
Out of Sync
Lyric
ポケットの中で スマホが冷たく沈座する
グループチャットに 吐き出された写真の数々
南の島の青い空 季節外れの日差し
画面から溢れる 楽しげな熱量が
この部屋の温度を さらに下げていく気がした
指先で触れても つるつるしたガラスだけ
「いいな」って打っても 虚しさが指に残る
私が欲しいのは データの羅列じゃない
息のかかる距離の 確かな体温なんだ
Time is running out, leaving me in the cold
周りの景色だけが 高速で流れていって
私だけが 氷づけの標本
楽しそうな笑顔が 胸を抉るナイフになる
「また今度」なんて言葉 社交辞令と知ってる
凍えた手を 誰も握り返してはくれない
冬の風が 空っぽの隙間を吹き抜ける
「昨日は楽しかったね」って 知らない居酒屋のテーブル
グラスの水滴 誰かの肩に回された腕
誘われなかった事実より その輪の中にある
「生身の空気」に 触れられないことが苦しい
こっちは 防音室に閉じ込められたまま
名前を呼んでほしくて 声を出そうとするけど
喉の奥が張りついて うまく音にならない
人肌の温もり 誰かの鼓動の音
このドアを開けて 私を見つけてほしいのに
Everyone’s warm inside, leaving me alone
周りの時間だけが 正しく刻まれて
私だけが 体温のないエラーコード
焦りすら通り越して ただ震えているだけ
置いていかれる怖さが 確信に変わる瞬間
冬の静寂が 耳元で嘲笑う
一年前の自分と 何か違うんだろう
服も 髪型も 抱えてる孤独の重さも
何も変わらないまま ただ鮮度だけが落ちていく
液晶の光じゃ この寒さは癒せない
抱きしめてなんて 言えるわけもない
ただ隣に 誰かの重さが欲しいだけ
みじめな本音が 白く濁って漏れ出す
傷つくと分かってて 手を伸ばす子どもみたいに
Time is running out, leaving me in the cold
周りの景色だけが 高速で流れていって
私だけが 氷づけの標本
楽しそうな笑顔が 胸を抉るナイフになる
「また今度」なんて言葉 社交辞令と知ってる
凍えた手を 誰も握り返してはくれない
冬の風が 空っぽの隙間を吹き抜ける
ぬくもりなんて 届かないまま
この季節に 埋もれていく
Out of Sync…
So cold…
Alone…